田原俊彦、ジャニーさんの葬儀に参列しなかった理由「これが田原俊彦の“愛情表現”ですから」

[ 2019年12月20日 21:18 ]

歌手でタレントの田原俊彦
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 歌手でタレントの田原俊彦(58)が20日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。今年7月に亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)への思いを激白した。

 「一番の恩師ですし、田原俊彦を作ってくれた第2の親父」とジャニーさんのことを振り返る田原。まさに二人三脚でスター街道を走っていたが、突如1994年に事務所からの独立を決意。実はその時、ジャニーさんと電話で“最後”の言葉を交わしていたという。「ジャニーさん。おれジャニーズやめるよ、いいよね」という問いかけに「これからもエンターテインメントを続けて欲しい」と独立を怒ることなく応援してくれたという。

 田原はデビューして今年で40周年。「苦しい時のほうが多かったかもしれないけど、ステージを1年もやらなかった年はない」と胸を張る。自身のライブでは「ここだったら、こういう風に音を変えるだろうな、とか。ここでたぶん休めと言う。未だに僕のショーの中にはそういうものがある」といまだにジャニーさんから教えを参考にしているという。「ジャニーさんの最高傑作になりたい」という思いで走り続けてきた田原は「40周年ライブをジャニーさんに見て欲しかった」とその無念を吐露した。

 また、ジャニーさんが危篤の際にお見舞いに行かなかった理由も告白。マネジャーから「これが(ジャニーさんと会う)ラストチャンスかもしれませんよ」という連絡はあったものの、田原は「やめとくよ…」と静観を選ぶ。その理由を「何も弊害がなければね。常時マスコミや在籍の子供たちがいるだろうし」といい「もしジャニーさんが一人で寝てたいたらね、会いにいって話をね。顔も見たかったけど、そういうわけにもいかない」と話した。

 最後に葬儀に参列しなかったわけを「これが田原俊彦の“愛情表現”ですから」と独特な表現で答える。「一番ジャニーさんが脂が乗って元気だった50歳前から63、4歳まで一番僕にかけてくれたっていう。最高の時をあの人と一緒に過ごせた。僕の誇りで大切に心の中にしまって。死ぬまでその思いは変わらないと思う」とジャニーさんへの愛を語った。

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2019年12月20日のニュース