八代弁護士 かんぽ生命保険の不適切販売に「お年寄りとかの加入率が高い…非常に悪質」

[ 2019年7月11日 12:09 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(54)が11日、コメンテーターを務めるTBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。かんぽ生命保険の植平光彦社長が10日に都内で記者会見し、保険の不正販売問題に関し「多数の顧客に不利益を生じさせたことで信頼を損ねた。深くおわびを申し上げる」と謝罪したことに言及した。

 不利益が生じた契約は9万件を超え、2007年の郵政民営化以降、最大の不祥事となった。かんぽ生命は当初、顧客が同意しているとの理由で「不適切な販売ではない」と主張していた。保険の大半は日本郵便が委託を受け、郵便局などで販売している。

 八代氏は、かんぽ生命保険について「加入の簡易さっていうのがかんぽ生命の魅力でありますし、民間の一般の保険と違って担当の人がクルクル変わることなくずっと同じ人が担当してくれるっていう安心さもあって、地方でもお年寄りとかの加入率が高い」と説明。その上で、「逆に(担当者との)人間関係で言われて断れなくしてしまって必要のない更新とかそういったものをさせられている。そういった意味では非常に悪質だと思います」と指摘した。

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2019年7月11日のニュース