田代まさし氏、Eテレで薬物体験語る「刑務所に入れられても“悪のコネクション”が広がるだけ」

[ 2019年7月4日 21:03 ]

元タレントの田代まさし氏
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 元タレント・田代まさし氏(62)が4日放送のNHK・Eテレ「バリバラ」(木曜後8・00)に講師役で出演。薬物依存症の恐ろしさを力説した。

 2001年、04年、10年と覚せい剤取締法違反で3度逮捕されている田代氏。番組冒頭で「少しでも皆さまのお役に立てればということと、薬物依存症のことを少しでも知ってもらえれば」と出演理由を説明した。

 最初に薬物に手を染めた当時を「全部面白いことを言わなければならなくて、だんだんと精神的におかしくなっていった」と回想。当時の心境を「芸能界の荒波で一生懸命泳いでいて、足がつりそうになってこのままだと溺れてしまうかもしれない。そこに“違法です”と書いてある浮き袋が流れてきた。捕まっちゃおうかな…、でもコレに捕まったら捕まっちゃうな…、でも後で離せばいいや、と思った」と例えた。

 生徒役で出演したアイドルグループ「たこやきレインボー」から「逮捕されてもやめようとは思わなかった?」と聞かれ、「毎回思う」と即答。「でも、薬の魔力が勝ってしまってまた使って罰せられる。刑務所に入れられても、ただ“悪のコネクション”が広がるだけだった」と悪循環を明かしていた。

 田代氏は次週11日の放送にも引き続き出演する。

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2019年7月4日のニュース