「なつぞら」小林綾子&仙道敦子“おしん姉妹”36年ぶり共演 同一シーン実現「わ~!久しぶりです~!」

[ 2019年5月20日 20:00 ]

連続テレビ小説「なつぞら」第43話で「おしん」以来36年ぶりの共演を果たした小林綾子(上)と仙道敦子(C)NHK
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 女優の小林綾子(46)と仙道敦子(49)が20日放送のNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)第43話に登場。同一シーンで共演を果たした。2人の共演は、姉妹を演じた朝ドラの金字塔「おしん」(1983年)以来36年ぶり。

 女優の広瀬すず(20)がヒロインを務める節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 第43話は、アニメーターを目指して上京するなつ、菓子職人の修行のため上京する雪次郎(山田裕貴)の送別会、北大に合格した夕見子(福地桃子)の祝賀会が、帯広の帯広の菓子店「雪月」で一緒に行われた。

 小林が演じるのは、なつの幼なじみ・天陽(吉沢亮)の母・山田タミ。仙道が演じるのは、雪次郎の母・小畑妙子。送別会&祝賀会には柴田家、小畑家、山田家の面々が勢揃いしたため、2人の同一シーン共演が実現。吉沢を挟み、テーブルを囲んだ。

 夕見子「一生懸命勉強します。雨にも負けず、風にも負けず、雪次郎にも、なつの厚かましさにも負けぬ。丈夫な頭を持ちます。そういう大きな人間に私はなりたい」

 とよ(高畑淳子)「偉い、お見事!十勝の女」

 妙子「これからはニッポンの女でしょう、ねぇ」

 夕見子「いや、これからは世界の女を目指します」

 富士子(松嶋菜々子)「大袈裟なぁ」

 妙子「北大だもん。大袈裟じゃないわよ、富士子さん。ねぇ、タミさん」

 タミ「ええ。世界を平和にしてください」

 小林は「おしん」でヒロイン・谷村しんの少女時代、仙道はしんの姉・谷村はるを演じた。

 2人は4月8日、同局「ごごナマ」(月~金曜後1・00)に生出演。「なつぞら」の撮影で再会した時について、小林は「(2人で)『わ~!久しぶりです~!って。(『おしん』の)当時に戻れるような感じで」と仙道とともに懐かしそうに振り返っていた。

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2019年5月20日のニュース