マック日本1号店の誕生秘話 創業者が米国本社とバトル、わずか39時間の店舗工事

[ 2018年7月27日 18:48 ]

 MBSテレビの情報番組「サタデープラス」(土曜前8・00)の28日放送で、昔の新聞を振り返り、今につながるニュースの秘話をプラスする「マル分かり!プレイバック」で、1971年に銀座にオープンしたマクドナルド日本1号店の誕生秘話が明かされる。

 MCは関ジャニ∞の丸山隆平(34)、小堺一機(62)、小島瑠璃子(24)。銀座4丁目「三越」の一角に作られたマクドナルド1号店は銀座に誕生。当時の銀座は歩行者天国が始まり、若者に人気の町。ハンバーガーを手に歩く姿は最先端のオシャレだった。

 04年に78歳で亡くなった創業者・藤田田氏。マクドナルドを日本へ持ち込む際に、アメリカ本社と衝突があったそうだ。例えば「マクドナルド」という表記も当時は、より英語の発音に近い「マクダーナルズ」という表記を求められた。さらに、1号店の立地についても本社側はアメリカ同様に郊外への出店を希望。だが、藤田氏はあくまで文化の発信地である銀座への出店を主張。全てはハンバーガーという新しい食文化を日本人に受け入れてもらうための戦略だった。

 銀座での出店に動き出したマクドナルド1号店。だが、場所を貸して欲しいとお願いに訪れた三越から、最後の難題を突き付けられる。客に迷惑がかからぬよう公休日を挟んだ“39時間”で全ての工事を終える事。当時でも1店を出すのに約1カ月かかるのが常識で、39時間以内での作業は誰の目にも不可能だった。しかし、藤田氏はこの条件を承諾。無謀とも思える挑戦が始まった。当時を知る関係者の証言をもとに、オープンまでの舞台裏を再現。日本人が知らないマクドナルドのルーツが明らかになる。

 スタジオゲストは紫吹淳(48)、スピードワゴン・小沢一敬(44)、ギャル曽根(32)。専門家ゲストは小宮一慶(60)。

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2018年7月27日のニュース