カンニング竹山 視聴率引き上げた一言「怒られると思った」

[ 2018年6月5日 11:49 ]

お笑いタレントのカンニング竹山
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 お笑いタレントのカンニング竹山(47)が2日放送のAbemaTV「カンニング竹山の土曜The NIGHT」(土曜深夜1・00)に出演。日大アメリカンフットボール部の選手による悪質な反則問題について自身が発した一言が、意外な反響を呼び込んだことを明かした。

 連日のように報じられている悪質タックル問題。水曜コメンテーターを務めるフジテレビ「直撃LIVEグッディ!」(月〜金曜後1・45)でも長い時間をかけて取り上げられているが、自身がアメフットファンであることもあり、コメンテーターとして何を言うべきが考えていたという。

 「ワイドショーで普通に言ってもつまらない。ありきたりなこと、いいことを言おうと思って話しても、みなさんにとってつまらないし、俺もつまらない」。そんな中、出演日の朝、この日も番組ではアメフット問題を取り上げることが伝えられた際「これでいこう」と決めた言葉があったという。

 その言葉は「クソなんだよ!」。竹山が好きなある芸能人が番組などでよく使っているフレーズだと明かし「これ面白いなと思って。パクってやろうと思った」。そして当日の放送では「ファンの立場から言わせてもらえれば、日大の選手も頑張ってきて、学生一人で会見させたり…。日大の上層部のこいつらはクソだよ!」と言い放った。

 翌日、同局情報局の「偉い人」から電話があったという。「怒られると思った」というが、「『竹山、見たか?きのうのグッディ、初めてミヤネ屋を超えたぞ』って」。情報局のデスクは「また品のないこと言って」とざわついたというが、「クソ」発言直後から視聴率が上昇し、最後は日本テレビ系で同時間帯放送の「情報ライブ ミヤネ屋」の数字を上回ったという。

 「みんな喜んでくれて」と竹山。「別の日にもスタジオに行った時に『ありがとう』って言ってもらった」と、思わぬ影響を喜んでいた。

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2018年6月5日のニュース