小栗旬VS平手友梨奈!映画「響」で芥川賞争う小説家役、9月公開

[ 2018年6月5日 05:00 ]

映画「響―HIBIKI―」で小説家を演じる小栗旬と主演の平手友梨奈
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 俳優の小栗旬(35)が、映画「響―HIBIKI―」(9月14日公開)で芥川賞を目指す小説家を演じる。

 欅坂46の平手友梨奈(16)が演じる主人公の天才女子高生小説家・鮎喰響(あくい・ひびき)を軸に、周囲の人々の心の葛藤などを描く人間ドラマ。3度芥川賞候補になったが経済的に苦しく、土木作業員として働きながら受賞に執念を燃やす33歳の小説家・山本春平を演じる。突如として文学界に現れた圧倒的な才能を持つ15歳の響と対峙(たいじ)し、年齢差を超えてライバル心を燃やす役どころだ。

 小栗は昨年の実写邦画で興行収入1位の「銀魂」(約38億円)、2位の「君の膵臓をたべたい」(同35億円)に出演した“ヒット請負人”。今回は「君の…」の月川翔監督(35)と再びタッグを組む。一方、平手は16年から2年連続でNHK紅白歌合戦に出場し、今年3月に発売された6枚目のシングル「ガラスを割れ!」が100万枚を突破した人気グループのセンター。原作漫画は単行本などの累計発行部数が150万部に上る話題作でもあり、大ヒットが期待できそうだ。

 撮影は4月下旬に始まり、今月1日にクランクアップ。小栗は平手と初共演。映画デビュー作で初主演を務めたヒロインに「いろいろなものを背負いながら頑張っている方だと思うので、それが響という役にマッチして、肝の据わっている10代だなと思いました」と感心。平手は「撮影の合間に気さくに話しかけてくださるなどとても優しい方でした。役を自然体で演じていらっしゃるように感じました」とリスペクトしている。

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