倉木麻衣「夢のよう」コナンと紅白初コラボ 十二単姿を特別公開

[ 2017年12月30日 06:10 ]

紅白リハーサルで十二単を身につけた倉木麻衣
Photo By 提供写真

 大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」(後7・15)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、12年ぶりの出場となる倉木麻衣(35)は人気アニメ「名探偵コナン」とのスペシャルコラボを披露した。

 今年上映された「名探偵コナン」の劇場版最新作「から紅の恋歌(ラブレター)」の主題歌「渡月橋〜君 想ふ〜」を、紅白用に編集されたコナンの映像とともに歌唱。劇場版の舞台になった京都をイメージし、重さ35キロの十二単(ひとえ)でステージに。背後のLEDスクリーンに、コナンの正体である新一とヒロインの蘭が互いに意識しあうシーンなど特別映像が流される中しっとりとした歌声をホールに響かせた。

 ここ数年、アニメとのコラボを活発に行っている紅白だが、コナンはアニメ化から22年目で、意外にも初めての紅白登場となる。これまでコナンのアニメシリーズのテーマソングを21曲担当し、7月にギネスにも認定された倉木はスポニチ本紙に「たくさんの思い出を共有してきたコナンくんと、まさか紅白のステージで共演できるなんて、夢のようです」とコメントを寄せた。

 映画「から紅の恋歌」は興収68・9億円を記録し、2位に約25億円の差をつけ今年の邦画断然1位。倉木の主題歌は「やっぱりコナンには倉木の声」とファンの高評価を得てヒットの原動力に。曲自体も「レコチョク」年間ランキングで、今年発売の楽曲の中で1位に輝いた。黄金コンビぶりが評価されてのそろい踏み。ファンは歓喜しそうだ。

 リハーサルは撮影NGに指定されたため、倉木は所属事務所を通じ、髪形を整えた本番衣装の写真を本紙に提供。「世界中から愛されているコナンくんと一緒に、世界中の方々にこの日だけのスペシャルステージを楽しんでいただけたらと思っています」と話した。

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