黒木瞳「愛はまだ始まったばかり」に筧利夫「テクニックを持っている 喜ばせを知ってます」

[ 2017年10月19日 17:26 ]

取材に応じる黒木瞳(左)と筧利夫
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 女優の黒木瞳(57)が主演する舞台「明治座11月公演『京の螢火』」(東京・明治座、11月3日〜同26日)の公開げいこが19日、都内のスタジオで行われ、黒木のほか、筧利夫(55)、元宝塚歌劇団花組娘役トップで女優の桜乃彩音(34)、俳優の藤本隆宏(47)らが出席した。

 同作は幕末の動乱に揺れる京都・伏見の船宿「寺田屋」を舞台に、女将・お登勢(黒木)の生き様を描く物語。お登勢の夫・寺田屋伊助(筧)を演じる。筧は「見どころは黒木さんです」と繰り返し、「黒木さんを見ていただければもういいんです。俺は出てなくてもいい」とキッパリ。そんな筧に、黒木は「やめてくださいよ」と苦笑するばかりだったが、「カーテンコールは演出させていただいていた。宝塚みたいな…でも、羽根は背負わないです。ショーです。見どころ満載です」としっかりとアピール。夫役の筧とは舞台初共演となるが、「夫婦の愛はまだ始まったばかりです」と話した黒木。筧は「私はだいぶテクニックを持っているので、喜ばせ方を知ってます」と笑わせた。

 昨年は映画「嫌な女」で初めて映画監督にも挑戦するなど、さまざまな場所で活躍した黒木。主演として舞台に帰ってきた心境を聞かれ、「舞台は育ったところなので、初心に戻ります。後輩もおりますので、宝塚時代を思い出します。新鮮な気持ちで板の上に立ちたい」と笑顔。

 その後輩にあたる桜乃は昨年11月に第1子となる長女を出産に、本作で復帰となる。桜乃は「娘は10カ月になりますので、頼もしく成長してくれている。心置きなく、稽古場に集中させていただいています。今はお芝居に集中しているので、(黒木と)私生活の話をすることはない。子育てよりも勉強したいことはいっぱいある」と意気込んでいた。

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2017年10月19日のニュース