矢作穂香 改名後初のTVドラマ!月9「貴族探偵」に「新たな気持ちで挑戦」

[ 2017年6月12日 07:00 ]

“月9”「貴族探偵」で改名後初のテレビドラマ出演を果たす矢作穂香(C)フジテレビ
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 「イタズラなKiss2〜Love in TOKYO」などで知られ、昨年7月に旧芸名・未来穂香から本名に改名した女優の矢作穂香(やはぎ・ほのか=20)がフジテレビ“月9”「貴族探偵」(月曜後9・00)第10話(19日放送)と最終回(26日放送)にゲスト出演することが12日、分かった。改名後初のテレビドラマ出演。「矢作穂香として新たな気持ちで作品に挑みましたので、その姿を是非ご覧いただければと思います」と呼び掛けている。

 “月9”初出演。テレビドラマ出演は、アジアに一大旋風を巻き起こした主演作「イタズラなKiss2〜Love in TOKYO」(フジテレビ、2014年11月〜15年4月)以来2年ぶり。女優としてステップアップを図るため15年に米ニューヨークへ単身留学し、帰国後の16年7月1日に改名してからは初となる。

 09年、ファッション雑誌「ラブベリー」の専属モデルとしてデビュー。10年、フジテレビ「夢の見つけ方教えたる2」でドラマデビュー。その後、主演映画「マリア様がみてる」やテレビ東京「鈴木先生」など話題作に出演し、高校生の時に初主演ドラマ「イタズラなKiss〜Love in TOKYO」(CS放送・フジテレビTWO、13年)がアジア各国で大ヒット。一躍、人気若手女優の仲間入りを果たした。

 嵐の相葉雅紀(34)が主演を務める「貴族探偵」は1987年4月からドラマ枠になった“月9”の30周年を飾る作品。原作は、2011年に「隻眼の少女」で日本推理作家協会賞に輝くなど、推理小説の常識を覆す作品を世に送り続けている俊才・麻耶雄嵩氏の「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」。召使いに推理を任せ、自分は事件関係者の女性との会話を楽しみ、遊びに興じるという異色の探偵(相葉)を描く。

 第10話と最終回は前後編。矢作が演じるのは、具同(ぐどう)家の御曹司・弘基(桐山漣)のいとこ・真希。名家らしく、雰囲気や所作を含めて隅々まで気品に満ちた令嬢。ただ、弘基からは「分家」と下に見られており、それに対して胸に一物を持っている。

 具同家は武器商人として財をなし、現在の当主からはアジアに進出。シンガポールを拠点に、インドや中東への軍需品の販売を拡大している。貴族探偵と、師匠・喜多見切子(井川遥)が追っていた謎の人物“政宗是正”の関連性に迫る新米探偵・高徳愛香(武井咲)の事務所に、ある日、現金50万円と「6月17日に星見荘に来られたし」という紙が同封された郵便物が届く。星見荘とは、具同家所有の別荘。愛香は弘基に出会い、さり気なく政宗是正のことを聞くと、弘基から「良からぬ噂が多いですから、あまり、その名を口にはしない方がいいかも」と忠告される…という展開。

 愛香を待ち受ける真実が明らかになった時、貴族探偵は何ゆえ愛香と頻繁に事件現場で遭遇していたのか、貴族探偵とは何者なのか、さらにはドラマ「貴族探偵」とは何だったのか…これまでの物語がすべて逆転する、トリックアートのような「貴族探偵」の全貌が姿を現す。

 矢作は「お話を頂いて、演者として目標の1つでもある月9に初めて出演させていただくということは、とてもとてもうれしかったです。と、同時に改めて気を引き締めて臨まないと!と、おなかに力が入ったのを覚えています」とオファーに喜びと気合。相葉との初共演は「初めてお会いするので、とても緊張しましたが、とても優しく紳士的で、まさに貴族様のようでした。リラックスして演じることができました」と振り返った。

 「具同真希というストーリーの中でキーマンの1人をやらせていただきました。演じていて難しかったですが、とても楽しい役でした。ニューヨークへ留学をし、女優としても人としてもたくさん刺激を受けました。矢作穂香として新たな気持ちで作品に挑みましたので、その姿を是非ご覧いただければと思います」と心機一転ぶりをアピール。矢作の新たな一歩が注目される。

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