小出恵介 延期された淫行発覚翌日会見、事実関係確認できず…

[ 2017年6月12日 06:30 ]

無期限で芸能活動を停止することになった小出恵介
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 17歳少女との飲酒、淫行により無期限活動停止となった俳優の小出恵介(33)。実は9日に謝罪会見を開く予定だったが、所属事務所の判断で突然延期になっていた。その舞台裏では一体何が起きていたのか。当事者、関係者の動きを追った。

 今回の淫行問題が発覚したのは8日。写真誌「FRIDAY」の指摘を受け、小出の所属事務所「アミューズ」が無期限活動停止を発表し、明らかになった。

 関係者によると、当初は小出が9日正午から、東京都渋谷区内で謝罪会見を開く方向で調整が進んでおり、実際に会場も押さえていたという。それが、なぜか事務所の判断により突然延期になった。その裏には、17歳少女に事実関係を確認するためセッティングしていた話し合いが、土壇場になってキャンセルされたという事情があった。

 FRIDAYからの問い合わせを受け、事務所が問題を知ったのは6日。その直後、小出と担当マネジャーが17歳少女に直接会っているが、この時は謝罪のみが行われたとみられる。関係者によると、8日に少女側との話し合いをセッティングしていたとみられ「アミューズは、この日に入手できるFRIDAYの早刷りを確認した後、改めて少女から事実関係を確認し、その上で小出が会見に臨む予定だった」という。

 しかし、少女側が話し合いをドタキャン。事務所は、その報道内容が小出の言い分や少女のものとみられるツイッターの内容と異なる点があることに困惑。大阪府青少年健全育成条例違反に該当する可能性もあるとあって、事実誤認のないよう小出の行動や性行為に至った経緯などを調査する必要があると判断し、会見の延期を決めた。マスコミ各社には「本件は刑事事件に係る事案を含んでいるため、現在、専門家も交えて調査・分析を進めております」「現時点ではこれ以上ご説明できる内容・状況にはございません」と説明した。

 事務所は現在、5月9日の飲み会に同席していた関係者と接触する方向で調整中。少女側との話し合いが済み次第、小出は今週中にも謝罪会見を行う意向だ。

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