上野動物園パンダ「シンシン」が出産 5年ぶり待望の赤ちゃん

[ 2017年6月12日 13:49 ]

 東京上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」(11歳)が12日に1頭を出産した。同園の公式サイトで発表された。性別は不明。

 公式サイトによると、シンシンは12日明け方から、陰部をなめる行動が頻繁に見られるようになり、同10時57分に破水。同11時52分に子どもの鳴き声が確認されたという。その後、同12時38分に1頭の子どもの姿をモニターを通じて職員が確認した。

 シンシンとリーリー(11歳)は今年2月、4年ぶりに交尾。先月16日ごろからシンシンに妊娠の兆候が見られており、待ちに待った赤ちゃんの誕生となった。

 2頭は2011年2月に中国から初のレンタル方式で来園。2頭の間には2012年に子供が生まれ、同園としては24年ぶり、自然交配(交尾)による出産は同園で初めてだったが、6日後に肺炎で死んでいた。

続きを表示

2017年6月12日のニュース