市川猿之助 宙乗り1000回達成「いつの日か伯父の回数に追いつくことができるのでは」

[ 2017年5月16日 17:03 ]

宙乗り1000回を達成した市川猿之助
Photo By 提供写真

 歌舞伎俳優・市川猿之助(41)が16日、大阪松竹座で「金幣猿島郡(きんのざいさるしまだいり)」に出演し、宙乗り1000回を達成した。

 同作は「五月花歌舞伎」の昼の部の演目として上演されているもので、平将門伝説をベースに横恋慕や嫉妬を描いた人気狂言。

 「宙乗り」と言えば猿之助の伯父、市川猿翁(77)の代名詞でもあったが、猿之助はこれを引き継ぐ形で1000回を達成。この日も「これは私一人で成し遂げたものではなく、伯父、澤瀉屋一門や共演者の皆様はもとより、スタッフの皆様、そして何よりご声援くださったお客様あっての1000回」と感謝した。

 猿翁が記録した5844回は、まだ遠い道のりだが「引き続き、皆様のお力添えをいただき、回数を重ねることができますれば、いつの日か伯父の回数に追いつくことができるのではないかと思っております。今日はその通過点として、喜びたい」とコメントした。同公演は26日まで。

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