【高樹被告一問一答】“医療用大麻”使用の「第一線から退く」 所持は改めて否定

[ 2017年4月27日 15:06 ]

高樹沙耶被告
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 元女優の高樹沙耶被告(53)が27日、大麻取締法違反(所持)で懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡された。判決後、高樹は那覇地裁近くの公園で記者会見を行い、報道陣からの質問に答えた。

【高樹被告一問一答】

――今回の使用に関して、自身が進めてきた医療用の大麻の使用に適合する状況だったのか

「はい。私よりも森山氏の方が狭心症で死の宣告をされていましたので、彼が終末医療に自分が進めている大麻を使いたいということでそれを認めました。私も年齢がきてまして、更年期障害や親知らずの抜歯の後の痛みとかそういうもので、私も皆様に勧めていてそれを使用することにいたしました」

――親知らずの痛みや更年期障害が、医療的な意味合いでの大麻の使用と結びつかないが

「それはまだ日本の中では麻薬と言われていまして、ご理解いただけないのは当然。そういう専門的な話は後日またお話しさせていただきたい」

――これからも医療大麻との関わりを持つのか

「私はこの第一線から退かせていただきます」

――否定していた所持に関して認定されたことについては

「それは認識の違いで。私の認識の中では、私のものではないというのが事実。私の名義の家でございますので裁判官の方がそういう考え方だったのだと思います」

――判決に不服は

「現行法がございますので不服はありません。控訴もしません」

――今後は

「皆様の信用を取り戻すために精進します」

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2017年4月27日のニュース