伊藤かずえ、もうデブと言われない…体験もとにダイエットレシピ本出版

体重６５・５キロ（左）だった伊藤かずえはダイエットで５３・５キロに
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　「スクール☆ウォーズ」や「ポニーテールはふり向かない」などで知られる女優の伊藤かずえ（５０）が、ダイエット体験に基づいたレシピ本「伊藤かずえが１２キロやせたレシピ」を６月７日に小学館から出版する。昨夏にテレビ番組の企画で、１００日間で１０キロ減のダイエットに成功。６５・５キロから、現在は５３・５キロになっている。同書では「おなかいっぱい食べてやせる」という秘訣（ひけつ）を明かす。

　女優として２０代から常にダイエットは意識してきたが、もともと「お酒の飲むのが大好き」。年齢を重ねるにつれて痩せにくくなったところに、番組のダイエット企画の声が掛かった。

　２４６万部を売り上げた料理研究家・柳澤英子さんのレシピ本「やせるおかず　作りおき」シリーズに基づいた、“ただ食べるだけ”のダイエット法に挑戦。１４品のおかずを作り置きし、１週間で食べ切るという生活を１００日間続けた。「我慢も無理も苦労もないんですよ。みんな疑うんですけど」と笑顔で話す。

　ベストセラー“やせおか”は、緩い糖質制限のレシピが特徴。食べる順番を守れば、食べていけないものもない。「量の制限もないから、苦しくなるまで食べていい。おいしいものを食べて痩せるのは楽しいですよ」と話す。多くが電子レンジを使った簡単メニューで、料理が苦手な伊藤も「切って入れてチンするだけとか、今までの私の料理よりもはるかに簡単。時短になるし、苦痛もなくなった」という。著書では、この“楽しいダイエット体験”を生かし、自身がアレンジしたレシピなどを紹介している。

　痩せたことで血管年齢が２８歳に若返り、肌も奇麗になった。体形や健康に悩む「同世代の方に特に読んでもらいたい」とアピールする。

　ダイエットに成功してうれしかったことは「高校生になる娘に“デブ”“顔デカ”って言われなくなったこと」と話す。ただ、健康になったことで今度は酒量が増えたといい「今は“飲み過ぎ”って言われる」と笑った。