ベッキー マスコミ志望の学生にアドバイス求められ「優しくしてね」

[ 2017年4月5日 17:59 ]

イベントに出席したベッキー(左)と大西ライオン
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 タレントのベッキー(33)が5日、都内で今年の米アカデミー賞で作品賞など6部門にノミネートされたオーストラリア映画「LION/ライオン〜25年目のただいま〜」(4月7日公開)の公開直前イベントに、ライオンつながりでお笑い芸人の大西ライオン(37)と出席した。

 作品の内容にかけて、人生の岐路に悩む就活生たちを対象に、「ゲス不倫」騒動からの再出発したベッキーがお悩み相談が行われた。集まった学生たちと同じ20歳前後の頃はすでに芸能界入りしていたベッキーだが、「大学に行きながら仕事している感じで、もうハードでしたけど、自分の好きなことだからと思いながら楽しんでました。今じゃ真似できないようなパワーがありましたね」としみじみと振り返った。

 体験談をもとに、学生たちのさまざまなQ&Aに答えたベッキー。先輩や同僚との付き合い方を聞かれ、「私は周りに合わせ過ぎないことが大事。全部合わせてしまうと、自分がなくなってしまうし、都合のいい人になってしまう。自分らしさもしっかり持っていたほうがいい」とアドバイス。落ち込んだ時にどう立ち直る?との質問には「私もネガティブですが、落ち込んだ時はどこかで区切りを付けます。“はい、十分落ち込んだね!じゃあ、前見て歩くしかない”と自分に言い聞かせます」と話した。

 マスコミ志望の女子学生からは自己アピールの方法を質問された。「私はこういう人間です!というよりは、自分がどれだけ仕事に対して熱意があるかというのをアピールしたほうががいい。お仕事は100頼まれたら120で返して、頼まれてないこともやっておいたりすると、熱意が感じれると思う」と持論を展開。最後は「マスコミさんになるのね、優しくしてね!」と返し、会場の笑いを誘った。

 タイトルにかけて登場した大西ライオンからは今後に向けて「いろいろありましたけど、頑張ってください」とおなじみのギャグ「心配ないさ〜」でエールを送られ、笑顔を見せていた。25年間迷子だった男性がインターネット地図ソフト「グーグルアース」で、生まれた家を探した実話を映画化した感動作。ベッキーは宣伝隊長に就任し、1日からオンエアされているテレビCMにも出演している。

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2017年4月5日のニュース