東出昌大 2つの仕事は「農家の人と漁師さんぐらいかけ離れている」

[ 2017年3月5日 17:08 ]

おおさかシネマフェスティバル授賞式で浜村淳(右)とトークする東出昌大
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 俳優の東出昌大(29)が5日、大阪市内で開かれた「おおさかシネマフェスティバル」の授賞式に出席し、助演男優賞のトロフィーを受け取った。

 1メートル89の長身がステージに現れると、客席からは「大きい〜」などとどよめきが起きた。ルックスに思わずため息の司会・浜村淳(82)から、3回経験したというパリコレ・モデルについて聞かれ、「ただ歩くだけなのに緊張します」と回想。俳優業との違いについて「野菜を育てる農家の人と、海に出て魚をとる漁師さんぐらいかけ離れた仕事。モデルは見え方の研究をするが、ほかの人物を生きるのとは全然違う」と持論を展開した。だが、モデル出身の俳優が増えることは歓迎。「僕、デカ過ぎるからキャスティングされにくいところもあるので、隣の方々が大きいのはありがたい」と言って、笑った。

 映画「聖の青春」での棋士・羽生善治三冠役を務め、同賞を受賞。同じく主演男優賞に輝いた松山ケンイチ(32)の体を張った演技を「村山聖が本当に盤を挟んで向こうにいた」と絶賛し、「命を削りながら表現されていた松山さんがいたから、僕もお芝居できた」と感謝した。

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2017年3月5日のニュース