香里奈 加藤シゲアキは風呂上がりの仕草が「面倒くさい」

[ 2017年1月12日 14:57 ]

ドラマ「嫌われる勇気」の完成披露に出席した香里奈
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 女優の香里奈(32)が、12日にスタートする主演のフジテレビ「嫌われる勇気」(毎週木曜後10・00)の都内で行われた第1話の完成披露試写会で舞台あいさつに立った。

 香里奈にとっては2年ぶりの連続ドラマ主演で、アドラー心理学を駆使し他人と交わることなく事件を解決に導く敏腕刑事・庵堂蘭子という役どころ。150万部のベストセラーとなっている同名の自己啓発本が原案となっており、「自分は自分、他人は他人と分けて考えているので、怒りや喜びといった感情をあまり出さないようにしています。そうであったら自分も楽だろうなと思うけれど、体現するのは難しい。蘭子の言葉や行動をマネするのではなく、要素を取り入れるのは可能なので勉強になっています」と撮影の感想を述べた。

 香里奈に振り回される新人刑事を演じるNEWSの加藤シゲアキ(29)は、「すごく普通の男なので、ありのままやらせてもらっている。視聴者は僕を通して蘭子たちを見ると思うので、同じ目線になるように意識しています」と説明。だが、初共演の香里奈に対しては「当たりは強い。時々、すごく冷たい目をする。“あなた、刑事に向いていない”と言われた時は、蔑んでいるようで役としても僕としても傷つきました」と明かした。

 バディだけに現場を共にし会話することも多いが、意見は常に対立するそうで、香里奈は「事あるごとに正反対で、私はまあいいかって思うけれど、シゲちゃんは細かくて面倒くさい」と痛烈なひと言。さらに、加藤が風呂から上がる際は毎回鏡をふいていることを暴露し、「例えば一緒に住んでいて毎回やってくれれればいいけれど、私が忘れた時に何か言われると思うと、めんどくさってなっちゃう」と、キャラクター同様に冷たく言い放った。

 加藤はタジタジになりながらも、「風呂から上がる時に、鏡や蛇口が濡れているのがイヤなんですよ」と釈明。だが、香里奈が「私は感じたことを話しているだけです」とドラマのセリフを引用すると、「案外、嫌いじゃない」とまんざらでもない様子だった。

 他に椎名桔平(52)、升毅(61)らが共演する。

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2017年1月12日のニュース