「真田丸」4度目のロス広がる 総集編で“見納め”「4時間でも短い」

[ 2016年12月30日 16:35 ]

総集編が放送され、地上波見納めとなった大河ドラマ「真田丸」。SNS上には4度目となる「真田丸ロス」の声が相次いだ(真田幸村を演じた堺雅人)(C)NHK
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 18日に完結したNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の総集編が30日(後0・15〜4・33)に放送され、最終回、土曜午後の再放送(24日後1・05)、最終回の1週間後(25日)に続き、SNS上には4度目のロスが広がった。

 総集編は第1章「波瀾万丈」、第2章「表裏比興」、第3章「栄枯盛衰」、第4章「日本一兵(ひのもといちのつわもの)」と構成。

 午後2時すぎには、Yahoo!リアルタイム検索の話題のキーワード上位20傑のうち、「出浦」「信繁」「昌幸」「真田丸総集編」「室賀」「お梅」「小童」「源次郎」と「真田丸」関連ワードが8個もランクイン。オンエア中、終始、数多くの投稿がなされ、SNS上は沸きに沸いた。

 総集編終了後には「本当に終わった」「総集編、4時間でも短い。もっと見たい」「日本一の大河ドラマ」などの声が相次いだ。

 最終回(第50話)の後は、インターネット上に放送終了を惜しむ声、感謝の声があふれ返り、ロスに陥る人が続出。一足早くBSプレミアムで放送が始まった午後6時から、本放送終了1時間後の午後10時まで番組関連ワードがツイートされた件数は、合計20万ツイートを超えた。

 1週間後の25日には、ドラマの終了をあらためて実感したファンが「第51話」と称し、最終回のその後を思い思いに想像し“仮想中継”。ハッシュタグ「真田丸 第51回」が急伸する異例の盛り上がりとなった。

 午後6時からのBSプレミアムの放送を「早丸」、ナレーションを務めた同局・有働由美子アナウンサー(47)が登場人物の死を淡々と読み上げる様を「ナレ死」と呼ぶなど、インターネット発の用語が多数生まれ、「Yahoo!検索大賞2016」のドラマ部門賞に輝いた。1年間SNS上で反響を呼び続けた「真田丸」は最後までネットに愛された。

 総集編の再放送が来年1月2日(前7・30〜11・38)、BSプレミアムで放送される。

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2016年12月30日のニュース