渡辺謙 今年は「驚」の1年 米国も「不思議な国だと思いました」

[ 2016年11月14日 17:02 ]

 俳優の渡辺謙(57)が主演するテレビ朝日「山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり」(19日後9・00)の記者会見が14日、東京・六本木で行われた。

 会見の最後に書道を披露し、半紙に「驚」と一字したためた渡辺。ハリウッドやブロードウェーで活躍するだけあって、米大統領選でトランプ氏が逆転で当選したことに触れながら、「驚きましたよね。アメリカらしいというか、不思議な国だと思いました」と話した。さらに、自身に胃がんが、妻で女優の南果歩(52)に乳がんがそれぞれ見つかった今年を振り返り、「サプライズの1年だった。そういうこともあって、この字にしました」と説明した。

 ドラマは、東日本大震災から5年が経過した東京のとある町を舞台に、福島出身の孤独な中年男性と少女の交流を通じて震災の「その後」と「再生」を見つめる物語。震災の復興支援にさまざまな形で携わってきたこともあって、「皆さんの人生の1ページになるようなドラマが作れたと思います」と力を込めた。

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