ASKA ブログ終了で感謝と謝罪「二度と…」歌手活動再開へ意欲「天職」

[ 2016年8月17日 18:20 ]

限定ブログを終了したASKA

 2014年9月に覚せい剤取締法違反罪で有罪判決を受けた歌手ASKA(58)が17日、自身のブログを更新。1カ月限定のブログを終え、感謝と謝罪の気持ちをつづり、歌手活動再開への意欲を示した。

 「ブログが荒れることがなかったのは、ひとえに皆さんの温かいコメント、そして私に向けていただいた未来力が、この場所に生気をもたらしたのだと、今、振り返っています。自分の中のみなぎるエネルギーが、毎日、毎日蓄積されていきました。心より感謝いたします」と謝辞。

 そして「すべての方たちへ」と切り出し「私は、アーティストという社会に影響力のある立場でありながら、社会で許されない過ちを犯したことを、深く、深く反省しております。そして、二度とこのような過ちを繰り返さないことを誓います」と謝罪した。

 今後については「私はアーティストとして、心底から音楽に向き合うつもりです。覚せい剤犯罪の再犯率は高いと言われていますが、私は再犯のないグループの先頭に立ち、音楽を通して社会に貢献しなければならないと考えています」と更生を誓った。

 「執行猶予中の者が復帰すべきではないという意見があります。しかし、私は、私と同じような境遇に立たされた執行猶予中の人たちが、明日を見いだして、生きる希望を見つけることができているように、私は、自分の天職として歌を生み出して行こうと思っています。一層の努力が試されるでしょう。明日より、心の中で膨らむようにできた未来地図を大きく広げ、声を、音を走らせるための準備に入らせていただこうと思っています」と決意を記した。

 最初の書き込みは7月18日付。「この半年間の出来事について」と題し、盗聴被害を主張したことが覚醒剤の後遺症と判断され、国が定める「医療保護入院」という制度の下「入院をさせられてしまっていました」と報告。4カ月に及んだという入院生活について「最初の10日間は部屋に鍵がかけられ自由を奪われました。何もやることがないというのは本当につらい」と振り返った。「3カ月を過ぎた頃、僕が正常であると確信したある弁護士ら」に救出され、転院先の九州の病院で「病気ではない」と診断されたとしている。

 その後は、ブログを頻繁に更新。書きためたとみられる歌詞もたびたびアップし、コメントを書き込むファンと交流した。

続きを表示

2016年8月17日のニュース