石橋静河 映画初主演 石橋凌と原田美枝子の次女「怖いけど楽しみ」

[ 2016年8月2日 12:10 ]

映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」で主演する石橋静河

 俳優石橋凌(60)と女優原田美枝子(57)の次女・石橋静河(しずか、22)が、来年春公開の「夜空はいつでも最高密度の青色だ」で映画に初主演する。

 米国とカナダに留学してクラシックバレエを学び、舞踊公演への出演を経て、昨年9月に舞台「銀河鉄道の夜」の主演で女優デビュー。今年春からイオントップバリュ「ギリシャヨーグルト」などのCMで話題になった。「少女」(10月8日公開)に続く2作目の映画で主演に抜てきされ、「正直怖い気持ちもあるけど、同じくらい楽しみな気持ちが強い。ワクワクしています」と笑顔で話した。

 「夜空はいつでも最高密度の青色だ」は、最果(さいはて)タヒさんの同名詩集が原作。石井裕也監督(33)が脚本を執筆しメガホンを取る。

 現代の東京が舞台で、看護師として病院で勤務する傍ら、ガールズバーでも働く美香が主人公。工事現場で働く慎二と出会い、生きづらさを抱えながら愛を探すラブストーリーだ。慎二は池松壮亮(26)が演じる。

 小顔にスラリとしたスタイルで、父に似て目鼻立ちがはっきりした顔立ちと、母譲りの清楚(せいそ)さと芯の強さを感じさせるたたずまい。「両親からは子供の頃から“好きなことを一生懸命やりなさい”と言われました。表現する人として凄く尊敬していますが、自分の足でしっかり歩いていきたい」と決意を語った。

 9月上旬にクランクイン予定。石井監督からは「堂々とやってくれ」とアドバイスされたといい、「役者さんがとりこになってしまうという映画の魅力を、今回感じられるのではと思っています」と撮影を心待ちにしている。

 ◆石橋 静河(いしばし・しずか)1994年(平6)7月8日、東京都出身の22歳。幼少期からクラシックバレエを習い、中学3年から米ボストンとカナダ・カルガリーに2年ずつ留学。帰国後はコンテンポラリーダンスの公演などに参加。今年1月からNODA・MAPの「逆鱗」に出演。3月から「ギリシャヨーグルト」、4月から大塚製薬「ポカリスエット イオンウォーター」のCMが放送。特技は英会話、ダンス。1メートル63。

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