坂上忍　小池氏の唯一のピンチは公開討論「鳥越氏が攻め切れなかった」

「バイキング」に生出演した坂上忍

　俳優の坂上忍（４９）が２日放送のフジテレビ「バイキング」（月～金曜前１１・５５）に生出演。小池百合子氏（６４）が当選した東京都知事選について振り返り、持論を展開した。

　これまでは公平性を保つため自由なコメントができなかったが、坂上はオープニングで「選挙も終わり、いまだかこそ言える本音や裏トークを暴露していきますよ！」と意気込んだ。

　出馬宣言は“後出しじゃんけん”が有利ともいわれるが、今回は先出しの小池氏が圧勝。「後出しで鳥越さんが出たときに、小池さんにとっては結構な対抗馬になっちゃうのではと思ったが、鳥越さんは最後まで選挙戦略みたいなものが定まらないというか…そんな印象を受けた。逆に小池さんはブレなかったように感じました」とコメントした。

　７月１９日放送の同番組には小池氏、鳥越俊太郎氏（７６）、増田寛也氏（６４）の主要３候補が出演し公開討論を実施した。鳥越氏が小池氏の「病み上がりの人」発言を追及。発言場面を報じたニュース番組のコピー画像を突きつけ「病み上がりというレッテルを貼って人を差別する。がんサバイバーは何もできないイメージを与えるというのは、ね」と口撃する場面があった。

　坂上は３候補の公開討論を振り返り「いまだから言えますが、小池さんの唯一のピンチだったと思う。だけど（鳥越氏は）攻め切れなかった」と選挙戦での一つのポイントになったと指摘した。