石原プロ新人の神田穣&丞威 炊き出しで初仕事「言葉失った」

[ 2016年6月12日 07:30 ]

炊き出し終了後に合流した神田正輝(右から2人目)とともにスタッフのまかない用に焼きそばを作る(左から)神田穣、舘ひろし、金児憲史
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  石原プロモーションの俳優らが11日、熊本県益城町を訪れ、約1700人が避難生活を送る総合体育館近くで炊き出しを行った。15日まで県内各地で約1万2000食を提供する予定。「石原プロ次世代スター発掘オーディション」でグランプリに選ばれた神田穣(20)と準グランプリの丞威(22)は、事務所入りしてこれが“初仕事”となった。

 神田は今年4月まで米ロサンゼルスに在住していたため「ほとんど熊本地震の情報は入ってこなかった」と話す。町の現状を見て「ここまでだったんだ、と言葉を失った」と語り、「少しでも人々の役に立てたら」と決意を語った。

 熊本市内の自宅が全壊した建設業の福岡茂雄さん(57)は母と妻の3人で体育館内で生活を続けている。「まったく自宅の建て直しのメドが立たず、ふさぎ込むことも多かったけど久しぶりに楽しい時間を過ごせました」と石原プロの炊き出しに大喜び。昔から舘のファンでもあり、西部警察の撮影現場を見に行ったこともあった。「ここでまた舘さんの姿を見られてうれしい」と笑顔で語った。小さな男の子を連れてやって来た30代の女性は「久しぶりに温かくて作り立ての食事をいただけた。本当にうれしい」と感激していた。

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2016年6月12日のニュース