前野えま 存在感ある病弱な少女を好演「ピッタリな子がいる」

[ 2016年5月6日 09:15 ]

映画界が注目する新人子役の前野えま

 映画業界が注目している新人子役がいる。中学1年の前野えま(12)。場所や物に残された記憶などを読み取れる男が事件に挑む公開中の映画「スキャナー」(主演野村萬斎)で存在感ある病弱な少女を好演している。

 昨年4月に自ら送った資料が目を引き、芸能事務所に合格。6月に行われ、オーディション初挑戦となったこの作品で、金子修介監督(60)から「ピッタリな子がいる」と抜てきされた。

 普段はおしゃべり好きな女の子。それが撮影が始まるとミステリアスな雰囲気を醸し出す。現場の評判から早くも別の映画の出演も決定し、ほかの多数の関係者も熱視線を送っている。前野は「初めての演技は不安もありましたが、なんてぜいたくな環境なんだろうとワクワクしました。どの作品でも印象に残る演技ができる女優さんになりたい」と夢を語っている。

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2016年5月6日のニュース