劇団四季がチケット代値上げへ 新作制作、新劇場開館で

[ 2016年3月29日 13:53 ]

 劇団四季は29日、4月1日以降に販売を開始する公演のチケットの価格を値上げすると発表した。価格改定は08年以来。12月に初演を予定している「ノートルダムの鐘」などの新作ミュージカルの制作や、10月の「名古屋四季劇場」の開館、福岡、京都での「美女と野獣」長期リレー上演など、「一連の活動を、積極的かつ安定的に推し進めていくため」としている。

 7月に開幕する「キャッツ」大阪公演の初回販売分、東京でロングラン上演を続けている「ライオンキング」「リトルマーメイド」の新規延長販売分において、S席の一般販売価格を9800円(税込み)から1万800円に変更。その後、新規に開幕する公演については、これら3演目に準じて、そのつど価格設定を行っていく。公演や座席の種類に応じて一部は据え置く。

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2016年3月29日のニュース