ネットに広がる「おそ松さんロス」、公式サイトで意味深メッセージも…

[ 2016年3月29日 10:52 ]

「おそ松さん」(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

 女性ファンを獲得するなどブームを巻き起こしたテレビ東京のアニメ「おそ松さん」(月曜深夜1・35)が28日深夜に最終回(第25話)を迎えた。最終回の放送後にはツイッターなどSNSで「おそ松さんロスです」など放送終了を悲しむ声が広がった。

 最終回の平均視聴率は3・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で第22話(3月7日)の2・4%を上回り、自己最高を記録。有終の美を飾り、占拠率(シェア=該当局の視聴率が放送全体の視聴率に占める割合)は21・8%に達した。

 ギャグ漫画の巨匠・赤塚不二夫氏の生誕80周年を記念し、代表作「おそ松くん」を27年ぶりにアニメ化。六つ子が成長し、大人になった姿を描いた。昨年10月にスタート。イヤミやチビ太など、おなじみのキャラクターも登場。原作の持つ型破りな魅力やナンセンスを生かしつつ、深夜帯ならではのブラックユーモアや時事ネタを盛り込み、視聴者の笑いを誘った。それぞれ異なるキャラクターの六つ子の中の1人に心を奪われ「推し松」と呼んで応援する女性が続出した。

 最終回後にインターネット上では「おそ松さんロスー!」「最後の最後までとても楽しかったです。でも足りません」「もう最終回。しばらくはおそ松さんロスだ」など“おそ松さんロス”の声が集まった。

 公式サイトとツイッターでは最終回放送前から「最終話オンエアに向けて、スタッフ一同全力待機につき、29日(火)AM10時迄、公式サイト、公式Twitterの運用を控えさせて頂きます」とのメッセージだけ掲載。ファンは「続編放送決定の発表か?」と期待したが、29日の10時に更新されたツイッターは「最終話をご覧頂いた皆さま、誠にありがとうございました!おそまつさまでした!今後も引き続き、『おそ松さん』の応援を宜しくお願い致します!」と続編についての明確な言及はなかった。

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2016年3月29日のニュース