山田涼介からの手紙に菅田将暉感謝「座長の愛情ですかね」

[ 2016年3月26日 13:46 ]

映画「暗殺教室~卒業編~」公開記念舞台あいさつに登壇した菅田将暉

 Hey!Say!JUMPの山田涼介(22)主演の映画「暗殺教室~卒業編~」(監督羽住英一郎、25日公開)の公開記念舞台あいさつが26日、都内の映画館で行われ、山田をはじめ、嵐の二宮和也(32)、菅田将暉(23)、山本舞香(18)、桐谷美玲(26)、成宮寛貴(33)ら主要キャストが勢ぞろいした。

 漫画家・松井優征氏原作の累計2100万部を誇る大人気コミックの映画化第2弾で完結編。とある中学の3年E組を舞台に、担任としてやってきたタコ型超生物「殺せんせー」を生徒たちが暗殺しようとする物語。主人公の潮田渚を演じている山田は昨年公開の前作が映画初主演。“殺せんせーカラー”という黄色と黒の特注スーツをまとい、「これで完結。初主演映画は最初で最後で、思いも深いし、寂しいですね。きょうでほとんどのキャスト、スタッフともお別れなので寂しい」と前作から約1年半のプロジェクトを終え、しみじみ。

 クランクアップ時には舞台となった3年E組のクラスメートたち一人ひとりに手紙を送ったという山田。「生徒役の子には演技をするのも、映画に出るのも初めての子もいた。自分の主演ドラマの時にメッセージ入りのアルバムをもらったことがあって感動したんです。今回も何か思い出を残してあげたいなと思って書きました」と照れ笑いを浮かべた。そんな山田に菅田も「(内容は)一人ひとりへの感謝の言葉ですけど、座長の愛情ですかね」と感謝。ただ、その手紙は教師役だった椎名桔平(51)や知英(22)らには送られていなかったようで不満が噴出すると「本当すいません」と平謝りするしかなかった。

 本作では二宮が殺せんせーにされてしまう最強の殺し屋・死神、桐谷が3年E組の元担任教師・雪村あぐり、成宮が死神をタコ型生物に変える科学者・柳沢誇太郎をそれぞれ演じている。「海猿」シリーズなどで知られる羽住監督だけに、大量の水を浴びてのシーンや上半身裸での寒い中では過酷な撮影だったという。桐谷は「人生で1番濡れるんだと思って覚悟して臨みました」と苦笑。マッドサイエンティストを怪演した成宮は役柄について「台本を読んでもどんな役なのが見えてこなかった。おかしな人」としながらも「最後の最後まで僕がやっているんです」と熱演を強調しつつも「あれは裸じゃなくてもいいんじゃないですかね?」と首をひねった。二宮もまた上半身裸や水攻めの洗礼を受けており、「オレもずっと裸で…裸で水を浴びているから」。二宮から「この人(成宮)は本当に寒いところで寒い時期に裸になって、出来上がりを見たら全然誰だかわからないっていうね」とツッコミを受けるも、成宮は「CGってすごい想像力豊かにできる。凄い楽しかった」と充実の表情を浮かべた。

 最後には原作の松井氏からの手紙も紹介され、山田は「嬉しいですね。暗殺教室への熱い気持ちをずっと聞いていたので、絶対に失敗できないと思っていた。これだけ映画のほうもたくさんの方に愛していただいて、幸せに思っています」と胸を熱くしていた。

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