オノ・ヨーコ“重病報道”に米メディア騒然 広報担当&ショーン否定

[ 2016年2月28日 05:30 ]

「脳卒中で意識不明」などと報道されたオノ・ヨーコ

 故ジョン・レノンの妻で、米ニューヨーク在住のアーティスト、オノ・ヨーコ(83)が現地時間26日夜、「脳卒中になり緊急搬送された」と一部で報じられ、現地メディアが一時騒然となった。

 米CBSテレビなどは、マンハッタンのセントラルパーク西側にある、レノンと暮らした高級マンション「ダコタハウス」から26日午後9時(日本時間27日午前11時)すぎ、近くの病院に搬送されたと報道。一時、オノが脳卒中で意識不明になったと伝えた。

 しかし、この一連の報道に対し、オノの広報担当者はAP通信などに「事実と異なる」と否定。オノが体調不良を訴えて主治医に連絡し、大事を取って入院。27日には退院できる見通しで「インフルエンザと診断された」としている。

 息子のショーン・レノン(40)も27日未明、自身のツイッターに「脳卒中ではない。脱水症状と疲れがたまっていただけだ。シー・イズ・ファイン(彼女は元気だ)」と重病説を一蹴した。

 オノの関係者は「本人は風邪気味だったが、ふらついたりせず自分の足で歩ける状態。意識もしっかりしている」と説明。オノはスタッフが運転する車で自宅近くの病院に向かい、周囲に「1泊してから帰るわ」と話していたという。複数の現地メディアは、この病院を1980年に射殺されたレノンが搬送された病院と同じと報じた。オノは、米誌USウイークリー最新号のインタビューで「ビートルズ解散に私は関係してない」と自身が解散の原因になったとする説をあらためて否定して話題になったばかりだった。

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2016年2月28日のニュース