女チェッカーズ「KANIKAPILA」“本家”藤井兄弟と初共演

[ 2016年2月28日 14:10 ]

女チェッカーズKANIKAPILAと藤井尚之(前列左から2人目)藤井フミヤ(同3人目)の元チェッカーズ兄弟が初共演

 「女チェッカーズ」として注目される現役女子高生7人組バンド「KANIKAPILA(カニカピラ)」が27日、福岡市内のホールでライブを行い、元チェッカーズの藤井フミヤ(53)藤井尚之(51)兄弟と初共演した。

 藤井兄弟はライブの中盤、7人が猿岩石のヒット曲「白い雲のように」(フミヤ作詞、尚之作曲)を披露した際に登場。曲の途中でウクレレ&ギターのYOSHIKA(17)が「本日のスペシャルゲストをお呼びします」と招き入れると、兄弟は息がぴったり合った美しいハーモニーを聴かせ、会場をどよめかせた。

 カニカピラは昨年2月、同じ久留米市出身のフミヤが作詞、尚之が作曲した「イッちゃえ!I LOVE YOU!」でデビュー。同3月、福岡のラジオ番組に出演した際にフミヤから「いつか同じステージに立とう」と声を掛けられたが、デビュー1周年を迎え初セッションが実現した。

 フミヤは「自分たちの若い頃を思い出す。なんか俺たちも若返るな」と笑顔。約1年前に7人のライブを見ており「うまくなったな、君たち」と演奏力向上を称えると、7人は「まだまだです」と頬を赤らめた。

 共演は計3曲。最後はフミヤが「次の曲は不思議にカニカピラにピッタリ」と紹介し、チェッカーズの「クレイジー・パラダイスへようこそ」を9人で演奏。華麗で力強いハーモニーで観客を魅了した。

 アンコールで7人は4月20日に発売するシングル第3弾「ノンフィクションガール」を初披露。藤井兄弟との初共演に「緊張したけれど、久留米を代表するバンドになれるよう頑張ります」(YOSHIKA)と成長を誓った。

 ▽カニカピラ バンド名はハワイ語で「音楽を奏でる」の意味。2013年5月、親同士がつくった地元のハワイアン音楽サークルで知り合い、バンドを結成。同年12月、人気女性バンド「SCANDAL」のコピーバンドコンテストでグランプリを受賞。メンバーはギターのLEONA(17)、ベースのKANA(16)、キーボードのNATSUKO(16)、パーカッションのAOI(16)、ギターのMIZUHO(15)、ウクレレ&ギターのYOSHIKA、ドラムのPIPPI(16)。

続きを表示

2016年2月28日のニュース