印象的なシーンは…綾瀬はるかの言葉に高島礼子ツッコミ「そこかい!」

[ 2016年2月24日 13:57 ]

NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」初回試写会に出席した(左から)小林颯、綾瀬はるか、高島礼子

 女優の綾瀬はるか(30)が24日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた主演するNHK放送90年大河ファンタジー「精霊の守り人」初回試写会に共演の小林颯(かい=10)、高島礼子(51)らと出席した。

 作家・上橋菜穂子さんのファンタジー小説が原作で、綾瀬演じる女用心棒のバルサが異界の魔物などから「新ヨゴ皇国」の皇子チャグム(小林)を守るため、短槍(たんそう)を武器に旅をする物語。オンエアを前に「ワクワクしています」と目を輝かせた綾瀬。「原作の小説もアニメ化もされていて、どれもバルサ像は違う。他のものを見て惑わされず、脚本の中で現場にいて、着ている衣装やメーク、対相手の役者さんとの間で生まれていくことを大事にした。上橋さんからもアクションはちゃんとできないといけないと言われていたので、アクションはもっともっと頑張りたい」と自身なりのバルサ像を作り上げた。

 バルサという女性について「1本筋がある、正義というか、本当の意味ですごい強さを持った優しい女性。多くは語らないけど、中身がある優しさのある芯のある女性だなと」とし、「大事なものを守り抜く正義とか譲れない正義というか、曲げないところは私も共感した」と続けた。

 フル特殊メークで呪術師役を演じる高島は「プレッシャーだらけ。いま、50(歳)の私がこの役をいただいていいのかという不安があった」と本音を吐露。「ただ、撮影をしていくにつれて私で良かったと。草が茂ったところをあの衣装で走っていくとか、相当の体力がいった。声も若い方がやると違和感もあるし、動きも相当悩んだ。私ぐらいの年の人がやれて良かった」と力を込めた。

 仕上がった作品を見て印象的だったシーンを聞かれた綾瀬は「二ノ妃(木村文乃)と聖導師(平幹二朗)がすごくお色気あるシーンだったので…すごく絡みある感じで印象に残りました」とまさかの自分以外のシーンをピックアップ。高島からも「そこかい!」とツッコミが入るほど、会場は笑いに包まれた。

 シーズン1は3月19日午後9時~同10時(初回のみ73分)から全4回で放送される。

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2016年2月24日のニュース