【家族ノカタチ】香取慎吾“嫌な男”に!周囲に振り回され…どう変わる?

[ 2016年1月17日 08:00 ]

「家族ノカタチ」に出演する西田敏行(右)と森本レオ(C)TBS

 SMAPの香取慎吾(38)が主演を務めるTBS日曜劇場「家族ノカタチ」(日曜後9・00)は17日、15分拡大でスタートする。昨年、民放連続ドラマ最高視聴率をマークした「下町ロケット」の次の作品となる。

 香取が演じるのは文具メーカー勤務の39歳の会社員、永里大介。多趣味で自分磨きに余念がなく、独身が心地よくなっている“独身こじらせサラリーマン”。ヒロインは上野樹里(29)。32歳でバツイチの商社勤務OLの熊谷葉菜子に扮する。自分にも他人にも厳しい性格で、こちらも「再婚しない」と誓っている“独身こじらせ女子”。

 何かと神経質で自分のペースで物事が進まないとあからさまに不快感を示す大介。一言で言ってしまえば“嫌な男”だろう。大介の周囲には分かりやすい対立軸がいくつも用意されている。

 性格的に相通じるところがありながらも、ちょっとした言葉遣いからイガミ合うことになる葉菜子、破天荒な父の永里陽三(西田敏行)、結婚への異常な熱を見せる同僚・佐々木彰一(荒川良々)、結婚して幸せな生活を送る元カノ(観月ありさ)。それぞれの対比が分かりやすく、大介の特徴が際立つ。

 「親子とは何か」「家族とは何か」「結婚とは何か」というメーンテーマに加え、周囲の人間に振り回されることで大介が“嫌な男”からどう変わっていくか。私生活が謎めいている香取なら実際の生活もこうなのでは、と思わせるような主人公の成長も見どころだ。

 脚本はフジテレビ「チーム・バチスタ」シリーズやTBS「ブラックジャックによろしく」などを手掛けた後藤法子氏。演出は「ケータイ刑事」シリーズや「新参者」「ナポレオンの村」などを担当したTBSの平野俊一氏らが務める。

続きを表示

この記事のフォト

2016年1月17日のニュース