「マッスルミュージカル」5年ぶり復活 池谷直樹が総合演出

[ 2015年12月19日 05:00 ]

2004年の「マッスルミュージカル」公開舞台稽古で跳び箱に挑戦する池谷直樹

 TBSの人気番組「筋肉番付」をきっかけに誕生した「マッスルミュージカル」が、16年初春に復活することが19日、分かった。11年の東日本大震災で公演が中止となって以来、実に5年ぶりの上演。総合演出はタレントの池谷直樹(42)が担当し、新人オーディションも開催される。

 95年から02年まで放送された「筋肉番付」をきっかけに始まった「マッスルミュージカル」。キャストたちが驚異的な身体能力を見せる公演は話題となり、渋谷に開設した専用劇場の動員は09年に100万人を突破。ショービジネスの本場ラスベガスでも公演を成功させるなど、日本初のエンターテインメントとしての地位を確立した。

 だが、11年に発生した東日本大震災により公演が中止。以降は再開の見通しが立たない状況が続いていた。

 しかし、元トップアスリートによるアクロバット集団「サムライ・ロック・オーケストラ」を主宰する池谷と、今年「マッスルミュージカル」の商標を獲得した株式会社Ringがタッグを組み、5年ぶりの復活が実現。“新生マッスルミュージカル”が来年3月5、6日に上演されることが決まった。

 池谷は、総合演出を担当。今月22日には新人オーディションが開催されることも合わせて発表された。

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2015年12月19日のニュース