NHK、午後2時台の生放送戦争参入!スタパ拡大、ミヤネ屋に挑む

[ 2015年12月19日 08:35 ]

「情報ライブ ミヤネ屋」の宮根誠司アナウンサー

 NHKが来年4月から午後2時台の“生放送戦争”に参入することが18日、分かった。現在午後1時台に放送しているトーク番組「スタジオパークからこんにちは」(月~金曜後1・05)を1時間から2時間枠に拡大する方向で調整。

 同番組はNHKの番組に関わる芸能人や著名人をゲストに招いて話を聞く内容。現在は午後1時5分から同1時50分まで放送されている。これを来年4月から同2時55分までに拡大。途中に「みんなのうた」と「ニュース・気象情報」を挟んで前後半の2部制とする。放送時間の拡大に伴い、生活情報や企画コーナーなどを強化することが検討されている。

 平日午後2時台は民放各局が生番組を投入している激戦区。日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」が先行していたところに、今年春からフジテレビ「直撃LIVE グッディ!」とTBS「ゴゴスマ~GOGO!Smile!」が参戦した。

 ここにNHKが加わって、生番組による視聴率競争がさらに激化するのは必至。来春以降の各局の動向に注目が集まりそうだ。

 また、NHKは午後11時15分から1日の出来事を振り返る報道番組を編成する方針。同時間帯は日本テレビ「NEWS ZERO」、TBS「NEWS23」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」が重なっており、報道番組の激戦区となる。やらせがあったと指摘された「クローズアップ現代」は午後10時枠に移動。こちらはテレビ朝日「報道ステーション」との激突になる。

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2015年12月19日のニュース