渋谷慶一郎氏 緊迫のパリ銃撃伝える「歩いて5分のとこで…」

[ 2015年11月14日 11:28 ]

 パリ在住の音楽家・渋谷慶一郎氏(42)が14日朝、自身のツイッターを更新。パリ中心部の劇場などで13日午後9時(日本時間14日午前5時)すぎ、銃撃が起きたが、渋谷氏はパリ中心部シャトレのスタジオで仕事を終えたところで「バタクラン劇場で人質がとかニュースで出てるんだけど、シャトレ劇場に1人でいる僕は生きてる気がしません」「レアールっていう歩いて5分のとこで銃撃があったみたいです」などと緊迫の事態を伝えた。足止めを食らい、外には出られず。その場で一夜を明かすことになった。

 
 フランスのメディアによると、パリの劇場では犯人らによる銃撃や立てこもりが発生し、その後、治安部隊が突入して犯人らは自爆した。パリでは郊外の競技場近くなど少なくとも3カ所でほぼ同時に乱射や爆発が起きた。

 渋谷氏は「(家に)帰れないと思います。地下鉄は論外に危ないし、タクシーも錯綜してそう。そして何より外のサイレンがすごい」などとつづった。

 その後は「危ないからとセキュリティーがスタジオの電気を消した。タクシーもないし、帰れないから今日は泊まるしかない。サイレンがうるさくて眠れないけど、こうして戦争に向かうんだなという気持ちになぜかなる。あ、僕は大丈夫です」とツイート。自宅には戻れず、その場で一夜を明かすことになった。

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2015年11月14日のニュース