パリ在住中村江里子アナ 不安な心境吐露「家から出ません」

[ 2015年11月14日 20:53 ]

パリ同時多発テロを受け、不安な心境をブログでつづった中村江里子アナウンサー

 パリ在住のフリーアナウンサーでタレントの中村江里子(46)が14日、自身のブログを更新。パリで起きた同時多発テロに触れ「政府がパリ市民は動かないように、と声明を出しました。家から出ません」と報告。また、緊迫した状況に「いつ何が起きるかわからないという緊張感とともに生きていかなくてはならないのでしょうか」と不安な気持ちをつづった。

 まずは、中村を心配するメッセージが数多く届けられたことに感謝の気持ちを記し、さらに犠牲になった方や負傷した方に「心からお悔やみを申しあげます」とつづった中村アナ。本来なら、この日は子供の稽古や友人の誕生日会で、一日中パリ市内をめぐることになっていたというがすべてキャンセルになったことを伝えた。

 フランス人の夫は出張中でアジアに滞在中。電話では「少なくとも土曜日は一歩も家から出ないでくれと言われました。パンすらも買いに出るな」ときつく言われたといい、また、テレビのニュース画像にはかなり過激な映像もあり、3人の子供には見せていないが状況だけは簡単に説明したという。

 身近で起きたショッキングな出来事に「今、私たちが生きている世界では“安全”でいられる場所がなくなってしまったのでしょうか。いつ何が起きるかわからないという緊張感とともに生きていかなくてはならないのでしょうか」と不安な心境をあらわに。最後は「取り急ぎのご報告」として「政府がパリ市民は動かないように、と声明を出しました。家から出ません」と伝えた。

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2015年11月14日のニュース