加賀まりこ 珠玉の自選3作上映「あらためて見てほしい作品」

[ 2015年10月26日 09:20 ]

特集上映をアピールする加賀まりこ

 女優加賀まりこ(71)の自選3作が東京都新宿区の飯田橋ギンレイホールで28日から始まる「神楽坂映画祭2015」で特集される。神楽坂在住の縁で参加する加賀は「20代、30代、40代とあらためて見てほしい作品を選びました」と強調した。

 「美しさと哀しみと」(監督篠田正浩、65年)、「泥の河」(監督小栗康平、81年)、「麻雀放浪記」(監督和田誠、84年)の3作品で、「美しさと…」は川端康成が加賀をモデルに書いたといわれる小説が原作。「プリントで上映したい」という劇場の要望に応え、加賀が自腹を切って用意した。「琵琶湖でモーターボートが転覆。助けられて、目を開けた顔が映し出されるラストカット。その顔が私、わりと好き。スクリーンで見てもらえるのがうれしい」と笑う。

 映画祭ではかつて同ホールのスタッフとして働いた故森田芳光監督の「家族ゲーム」「失楽園」「阿修羅のごとく」も上映される。31日まで。

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