なかにし礼氏、がん再発で葬儀準備も奇跡の完治「がんが消えた」

[ 2015年10月19日 13:05 ]

「徹子の部屋」に」出演した、なかにし礼氏

 作詞家で直木賞作家のなかにし礼氏(76)が、19日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜正午)に妻の中西由利子さんと共に出演。がんの再発で死を覚悟し、自らの葬儀の準備を進めていたことを告白した。

 2012年に食道がんを克服したなかにし氏だが、今年になってリンパ節にがんが再発。がんは気管の壁にびっちりとくっ付いている状態で、医師からは「1日も早く入院し、手術を」言われるほど、予断を許さない状況だったという。

 死を覚悟したなかにし氏は「葬儀委員長、世話人も決めて、お寺にも行って、焼き場も決めた」と、自らの葬儀の準備を進めていたことを告白した。

 しかし、担当の医師たちは諦めずに懸命に治療を進め、最初の抗がん剤治療でがんが40パーセントの大きさに縮小したのだという。そして、「4回目の治療でがんが消えちゃったんですよ」と完治にまで至ったことを明かした。また、なかにし氏と由利子さんは共に、がん患者本人と家族の心のケアに当たる「精神腫瘍科」の先生にも支えられたと語った。
 
 「外科、内科、それから精神腫瘍科、3人の先生方のチームワークと熱意に助けられた」と治療に携わった医師たちに感謝の言葉を述べるなかにし氏。由利子さんは「今年はGWを迎えられれば良いというところから、それが秋を迎えられるなんて…」と、完治を心の底から喜んでいた。

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2015年10月19日のニュース