沢口靖子、京都府警から感謝状 女性の科捜研への就職志願者増加

[ 2015年10月2日 18:16 ]

京都府警からの感謝状を手に笑顔の沢口靖子(左)

 女優の沢口靖子(50)が2日、ABC系の主演ドラマシリーズ「科捜研の女」で京都府警のイメージアップに貢献したとして、同府警本部から感謝状を贈呈された。

 同シリーズは1999年10月に初回放送。今月15日からは第15シーズン(木曜後8・00、初回は2時間スペシャル)がスタートする。沢口は同作で京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコを演じて17年目。全編京都で撮影されているが同府警への訪問は初めてで、「外観も素敵で室内も重厚」と目を輝かせた。同府警・坂井孝行本部長から「京都府警が目指す“力強く頼りがいのある警察”の実現に多大なる貢献をされた」と感謝状を渡され、「恐れ多いですが、大好きな作品が評価していただけてうれしい」と感激した。

 同府警・遠藤雅人刑事部長は、ドラマ効果で同府警の科捜研への女性の就職志願者が増加していることを明かした。放送開始時の99年には0人だった科捜研職員が現在は6人。「ドラマの影響は大きい。彼女たちは高い意識を持って任務に当たっている」と語った。「現場に残された1滴の血痕や1本の髪の毛から犯人が割り出されるのが科学捜査の凄さ」と語る沢口に、「素晴らしい!ドラマでは理想型の捜査をされており、参考になる。部下に持ちたいような女性」と絶賛していた。

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2015年10月2日のニュース