「一緒にお墓に…」鎧塚氏 なお美さんの遺書尊重、賢崇寺に墓購入へ

[ 2015年10月2日 06:45 ]

鎧塚さんが墓購入の意思を伝えた賢崇寺

川島なお美さん通夜

(10月1日 青山葬儀場)
 9月24日に胆管がんのため54歳の若さで亡くなった女優の川島なお美さんの夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(49)が東京・元麻布にある賢崇寺に、なお美さんの墓を購入する意思を伝えたことが1日、分かった。

 同寺によると、知人が数日前、「鎧塚さんから購入したいと相談を受けた」と連絡。寺側は「現在は取り込んでいらっしゃると思いますので、お待ちしている段階」としている。

 川島さんは生前、俳優奥田瑛二(65)とエッセイスト安藤和津(67)夫妻、作曲家三枝成彰氏(73)らと約10人のメンバーで“墓友”を結成。「賢崇寺の墓を買って、残った人が花を供えたりしよう」などと話し合っていた。

 鎧塚氏と川島さんは生前、下見するなどしたが、購入の具体的な話はしていなかった。関係者によると、鎧塚氏の先祖代々の墓が関西地方にあり、新たな墓の購入は慎重に考えていた様子だった。だが、昨年1月の手術の前日に、川島さんは鎧塚氏あてに「一緒にお墓に入りたいからできれば再婚しないでね」と遺書を書いており、この思いを鎧塚氏が尊重したとみられる。

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2015年10月2日のニュース