渡辺謙 受賞逃すも作品4冠に貢献「大きな成果」ファンに感謝

[ 2015年6月8日 13:47 ]

トニー賞の授賞式に出席した渡辺謙(AP)

 米演劇界最高の栄誉「第69回トニー賞」の授賞式が7日夜(日本時間8日午前)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開かれ、「王様と私」でミュージカル部門主演男優賞にノミネートされた渡辺謙(55)は受賞を逃した。日本人俳優として初の快挙はならなかったが、相手役の女優ケリー・オハラ(39)がミュージカル部門主演女優賞を受賞。渡辺は「少しでも貢献できたのは、大きな成果」とコメント。「日本で応援してくださった皆さま、ありがとうございました」とファンに感謝した。

 「王様と私」はミュージカル部門リバイバル作品賞、ミュージカル部門主演女優賞、ミュージカル部門助演女優賞(ルーシー・アン・マイルズ)、ミュージカル衣装デザイン賞の4冠に輝いた。スピーチで、オハラが「渡辺謙は私の王様」と感謝を述べると、渡辺が涙ぐむ一幕もあった。

続きを表示

2015年6月8日のニュース