「まれ」第10週平均は19・1%…8週連続大台割れも上昇

[ 2015年6月8日 10:10 ]

NHK連続テレビ小説「まれ」の主演を務める土屋太鳳

 NHK連続テレビ小説「まれ」(月~土曜前8・00)の第10週の平均視聴率は19・1%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが8日、分かった。

 各日の番組平均は1日18・2%、2日20・8%、3日18・6%、4日18・6%、5日19・4%、6日19・0%。週間平均は第1週20・6%、第2週21・0%、第3週19・7%、第4週19・9%、第5週18・4%、第6週19・2%、第7週19・2%、第8週19・7%、第9週18・3%と推移。第7週から「横浜編」がスタートした。

 2014年度前期「花子とアン」で主人公の妹・ももを演じた女優の土屋太鳳(たお=20)がヒロイン。石川県能登地方で生活する生真面目な津村希(つむら・まれ)が、パティシエになる夢をかなえるため横浜市の洋菓子名門店で修業。試練を乗り越えながら、能登で自分の店と家族を持つ決心をする姿を描く。

 朝ドラ通算92作目。ドラマ「いま、会いにゆきます」などで知られ、2009年に橋田賞を受賞した篠崎絵里子氏(46)がオリジナル脚本を手掛ける。オープニングテーマ「希空~まれぞら~」は朝ドラ史上初となるヒロイン・土屋による作詞。9月26日まで、全156回。

 第10週は「逆転一発パンケーキ」。能登で覚悟を決め、再びフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」で雇ってもらうため、横浜に出てきた希(土屋)。しかし、店は信用金庫からの融資も打ち切られ、つぶれる寸前だった。東京でホームページ制作会社に就職した徹(大泉洋)の発案でマスコミを通じて店の宣伝をしようと考えていたところ、テレビの料理対決番組の話が浮上する…という展開だった。

続きを表示

2015年6月8日のニュース