さしこ、神7入り宮脇咲良を後継指名 HKT後輩「一番の宝物」

[ 2015年6月8日 05:30 ]

HKT48メンバーから胴上げされる指原(中央)

 AKB48の第7回選抜総選挙から一夜明けた7日、福岡ヤフオクドームで“後夜祭”が行われた。1位に返り咲いたHKT48の指原莉乃(22)は、HKTメンバーから胴上げされ大喜び。ステージ上で、7位に入った宮脇咲良(さくら=17)を自身の後継者に指名した。一方、不出馬だった小嶋陽菜(27)は、次期総監督の横山由依(22)にまさかのダメ出し。この日も見どころ満載となった。

 約2万8000人の観衆が詰めかけたコンサートの冒頭、新選抜メンバー16人がステージに登場。指原はその中央でマイクを握り「あらためて喜びが込み上げてくる。皆さんのおかげです」と頭を下げた。史上最多19万4049票を得て圧勝。最後の総選挙を終えた総監督の高橋みなみ(24)も「化け物だよ」と白旗を揚げた。

 「1位になったら胴上げされたい」と希望していたとおり、コンサート中盤では、80位以内に入ったHKTメンバー14人に囲まれ、「ワッショイ!」「ワッショイ!」の掛け声とともに3回、宙に舞った。不安定な体勢だったため体が浮いたのは数センチだったが、「命が絶たれるかと思った」と真っ青になり“ヘタレ顔”ものぞかせた。

 「大事な宝物」と公言するHKTの後輩たちから「一番の宝物は誰?」と無邪気に質問されると、「それは宮脇咲良しかいない」と名指しで即答。「だって神7だよ」と、前年の11位から7位に躍進した後輩を称えた。

 突然の指名に宮脇は「えっ」と驚いた表情で指原に視線。言葉こそ発しなかったが、後継者に指名とも受け取れる女王の発言に感激の様子だった。

 宮脇は初参加した第4回総選挙から、圏外なしで4年連続で順位は上昇。今回の票数は8万1422票で、初めてのランクイン時から約12倍増。メディア露出が多く、知名度も圧倒的な「神7」と呼ばれる領域に踏み込み、前日は「誰も見たことがないAKBをつくりたい。新しいものをつくるには、まず壊すこと。私はAKBを壊したい」と発言。この日、高橋からも「指原が(13年に)AKBを壊さないと言っていたのに壊すということは…指原をぶっつぶすってことですね」とイケイケのエールを送られた。指原は来年、連覇とともに、“後継者”との戦いにも挑むことになりそうだ。

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