たかみな 有終4位、サプライズあっちゃんにすがりつき号泣

[ 2015年6月7日 05:30 ]

<AKB総選挙>4位の高橋みなみに前田敦子が花束を持って登場、感極まる

AKB48第7回選抜総選挙

(6月6日 福岡・ヤフオクドーム)
 年内での卒業が決まっており、最後のAKB総選挙となった高橋みなみ(24)のために、長らく不動のセンターとして君臨した前田敦子(23)がサプライズ来場。「たかみなのために福岡に来ました」と、花束を渡し長年の労をねぎらった。

 前田が現れると、たかみなは「先に教えてくださいよ…」と崩れ落ち、前田の腰の辺りにすがりつき号泣。前田が「1位になってほしかったけど…。おめでとう、4位!」と祝福すると、お互いに笑顔をはじけさせた。

 2人は05年に船出したAKB48に結成メンバーとして加入。観客7人だったデビュー公演から国民的アイドルグループへ飛躍する軌跡をけん引した、いわば同志だ。

 この日の順位発表後、たかみなは「1期生として入って同期にはあっちゃん(前田)、その後には(大島)優子。私はこのグループでは1位になれないことに気付いたんです」と、前田を超えられないと感じていた胸中を明かした。

 でも、だからこそ「私のことなんか、どうでもいいと。AKBが大きくなれば。そのために(これまで)やってきた」と話した。総選挙の最高順位は5位。07年ごろからリーダー的役割を担い、現在は総監督として“縁の下の力持ち”の役割を一手に担ってきた。

 そんな“AKBの母”ともいえるたかみなにとって最後の総選挙。「今年は初めて1位になろうと思いやってきた」と話したが、やはりセンターは遠かった。でも、「目標には届かなかったけど、とってもすがすがしい。幸せ」と最後には会心の笑みを見せた。誰よりもその功績を知る前田は「たかみなは、AKBにいなくちゃいけない存在。本当にお疲れさまでした」と最大級の賛辞。結成から10年分の大きな拍手が響いた。

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