U字工事 行列に懸けた3年半を振り返る「30代を待って過ごした」

[ 2015年4月22日 05:00 ]

「いきなり!黄金伝説」で“即日完売グルメ”を求めて行列に並ぶU字工事

 テレビ朝日「いきなり!黄金伝説」(木曜後7・00)で全国の“行列が出来る即日完売グルメ”を食べ尽くすべく、過酷な行列伝説に挑戦してきたお笑いコンビ「U字工事」。23日の2時間スペシャルで「2015年最強の行列の出来る即日完売グルメベスト10 実際に並んで食べ尽くす!」が放送されるのを前に、雨や暑さ寒さと闘いながら3年半で182店の行列に並び続けてきた日々を振り返った。

 U字工事が行列に初挑戦したのは2011年10月20日放送分。以来3年半で182店を訪れ、数々のグルメを堪能してきた。1軒につき2時間並んだと仮定しても、約15日もの時間を行列に費やしてきた計算になるが、益子卓郎(36)は「2012年と13年に、三重県の『赤福』で毎月1日に発売される『朔日餅』をゲットするために並んだ時は2時間どころじゃなく数日かけたので、実際に並んだトータル時間はもっと長いかも」と指摘。福田薫(36)も「冷静に考えてみると、かなりの時間を行列に捧げた!30代の青春を待って過ごした感覚がありますね」と感慨深げに振り返った。

 23日の放送で訪問したのは、東京・吉祥寺のようかんの名店「小ざさ」。11年の初挑戦以来の再訪となるが、「僕らにとってあの店は高校球児にとっての甲子園のような“聖地”!いろんな思い出がフラッシュバックしてきますし、今回行った際も改めて身が引き締まる思いがしました」(福田)と思い入れを明かした。3年半前の9時間並んだ経験から「1時間があっという間に感じられるようになった」と福田。「このまま行くと、死ぬまでの時間もあっという間に感じてしまうんじゃないかって、ちょっと怖いですね」とジョークで笑わせた。

 そんな2人には“並びニスト”としてのこだわりがあるという。福田は「並んでる人たちと仲良くなって、各地の思い出を少しでも作ること」といい、小さい女の子から手紙とバレンタインのプレゼントをもらった体験を告白。2人が翌月にお返しをもっていったという心温まるエピソードも明かした。一方、益子のこだわりは「どんな手段を使ってでも、先頭に並ぶという気持ち。あと、隣の店に迷惑をかけないよう、きれいな行列を作りたいと思っているので、ふらふら動かずにビシッと並ぶようにしてます」とのこと。23日の放送では明太子味のバゲット、打ちたての讃岐うどん、変わり種コッペパン、人気巻き寿司、イチゴ大福などを求めて長蛇の列に並ぶが、2人の“美しい行列”にも注目だ。

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