今井雅之 大腸がんで主演舞台降板 昨年11月手術「発声に限界」

[ 2015年4月22日 05:30 ]

今井雅之

 俳優の今井雅之(54)が21日、自身の公式ブログで大腸がんを患い、開腹手術を受けていたことを公表した。現在も抗がん剤投与を続けている。5月1日からの主演舞台「THE WINDS OF GOD」(新国立劇場ほか)は降板する。

 所属事務所を通じてマスコミ各社にコメントも出し「舞台上での発声に限界があり、お客様に完璧な状態で舞台をお観(み)せすることが出来ないと判断し、舞台出演を断念致しました」と説明した。

 事務所側によると、手術を行ったのは昨年11月。以降は通院治療しながら自宅で療養していた。

 今年2月には同舞台の製作発表会見に出席。「余命3日」と告げられて腸の手術を行ったことを明かし、体重が20キロ減ったと告白。「大腸が腐って、腸閉塞を起こして」などと話していた。

 代役は重松隆志(41)が務める。今月30日の通し稽古には今井も出席し、経過などについて直接説明する。11カ所で15公演を予定したが、このうち7日の仙台、20日の名古屋、30日の那覇の計3公演は中止になる。

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