ハセキョー“愛のクモ女”「世にも奇妙な物語」で変身、原作は楳図氏

[ 2015年4月3日 06:00 ]

フジテレビ「世にも奇妙な物語」の「蟲たちの家」で“クモ女”になった長谷川京子

 女優の長谷川京子(36)が、フジテレビのドラマ「世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編~」(11日後9・00)で“クモ女”になった。漫画家楳図かずお氏(78)のホラー作品「蟲(むし)たちの家」が原作の主演ドラマで、自らの意思でクモになる変わり者の女性を演じる。

 長谷川は、板尾創路(51)が演じる夫に異常なまでに愛され、自宅で監禁状態に置かれる妻・留衣子役。精神崩壊寸前になり、監禁状態から逃れるためクモへと姿を変え、糸を張りめぐらせていく。不気味なクモ女に変身した長谷川は、美しさと恐怖が共存する異様な雰囲気を醸し出す。夫が別の女を家に連れて来たことで、物語は驚くべき方向へ展開する。

 同局によると、クモの制作には12時間を費やした。クモの糸は、釣り糸に溶着用のボンドを絡め、毛糸や真綿、不織布で装飾したという。

 グロテスクな見た目とは裏腹に、長谷川は「楽しかった」と撮影を振り返った。作品については「これは“愛のゲーム”。これは2人の愛の形なんだと思いました」と感想。「ホラーだし、怖いし、不気味な世界観ですけど、奥ゆかしさもあって、監督も細かく描いてくださるのでそこが楽しみです」と作品の完成に期待を寄せた。楳図氏自身も喫茶店のマスター役で出演する。

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2015年4月3日のニュース