フジ亀山社長 火曜9時ドラマ枠消滅に「感慨ひとしおです」

[ 2015年3月27日 16:32 ]

 フジテレビの亀山千広社長(58)が27日、定例会見を開き、4月改編で火曜9時のドラマ枠の消滅したことについてコメントした。同枠は名物プロデュサーとして亀山社長自身を有名にしたヒットドラマ「踊る大捜査線」などが生まれた同局の伝統のドラマ枠。今回の改編で同局は火曜9時台枠のドラマ枠をなくし、土曜11時台のドラマ枠「土ドラ」(後11・40)が復活させた。

 思い出深いドラマ枠の消滅に「感慨ひとしおですね」とコメント。ただ、社長の立場としては「23時台にどうしてもドラマがほしかった。21時台、22時台、23時台ってドラマの質は変わってくる。ターゲットの違うドラマがあっていいと思う。リアルタムの幅を広げるために各時間帯にしたい」と決断の意義を説明。「土曜の23時では、これまでも『SP』など3、4本は映画化して稼がせてもらった。(火曜9時枠は)自分が育ったということはあるが、前に向かって歴史を変えていってほしいというふうに言わせてほしい」と前向きな決断であることを強調した。

続きを表示

2015年3月27日のニュース