フジ亀山社長 「グッディ!」に勝算あり「手応えは感じている」

[ 2015年3月27日 15:49 ]

フジテレビの亀山社長

 フジテレビの亀山千広社長(58)が27日、定例会見を開き、30日にスタートするフリーキャスターの安藤優子(56)と俳優の高橋克実(53)が進行を務める生情報番組「直撃LIVEグッディ!」(月~金後1・55)の“勝算”について語った。

 4月改編では、改編率全日36・6%(前6・00~午前0・00)、ゴールデン43・8%(後7・00~後10・00)、プライム(後7・00~後11・00)42・9%の異例の大幅な変更を発表している。亀山社長は視聴率での苦戦が続く中、「負けている以上、動かないわけにはいかない。テレビの新しい価値を作る上でも改編を使っていかないといけない。ただ、変える以上は先頭きってほしい」と力説。中でも「直撃LIVE…」、その後のニュース番組「みんなのニュース」(月~金曜後3・50)で5時間の生放送を編成しており、「生番組というメディアの原点を追求していきたい。テレビの本質の生をどこまで追求できるか。他のメディアを一歩でも、二歩でもリードできるか」と話した。

 「直撃LIVE…」は安藤と高橋という異色のタッグで挑む。パイロット版を見た感想として「安藤さんが高橋さんの横に並ぶと可愛く見えるのが新鮮だった。肩の力が抜けている安藤さんはいい。それと克実さんがいい。役者さんってできるんだなと。2人のコンビがどう情報を切り取っていくのかだと思うが、手応えは感じている」と話した。

 同時間帯は日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」が人気でTBSも30日から系列局制作の「ゴゴスマ!」を関東地区でオンエア。ライバルも多いが、「奇をてらうのではなく、情報はかぶるとは思うが、真っ向勝負で2人のキャラクターが生きるようにしてほしい。視聴習慣もあるし、ライバルもいるが、下を向かず、前向きに作っていってほしい。2人のコンビが定着してくれれば」と期待を寄せた。

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2015年3月27日のニュース