「MAN WITH A MISSION」ハリウッド映画初進出 マッドマックスと過激コラボ

[ 2015年3月27日 06:00 ]

6月公開の映画「マッドマックス」のエンディング曲を歌うMAN WITH A MISSION

 オオカミバンドとして人気のロックバンド「MAN WITH A MISSION」が米ハリウッド映画に初進出する。アクション大作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(監督ジョージ・ミラー、6月20日公開)の日本版エンディングソングを歌うことが決定。5人組の米ロックバンド「ゼブラヘッド」と共作で書き下ろした新曲「Out of Control」(5月20日発売)を提供する。

 MAN…は2011年にデビューした5匹のオオカミによるバンド。インパクトのある外見で日本のロックシーンを席巻している。一方、マッドマックスは30年ぶりのシリーズ新作で規格外のアクションが見どころ。常識では測れない世界観が一致する過激なコラボとして話題を呼びそうだ。

 配給のワーナー・ブラザース映画によると、同社の実写作品で日本版エンディングソングが使用されるのは極めて異例。ミラー監督がMAN…の楽曲を気に入ったことがきっかけで特例として認められた。

 5匹の中で唯一、日本語を操れるというギター兼ボーカルのジャン・ケン・ジョニー(年齢非公表)は「自分タチガ関ワッタ音楽ガコノ映画ニ使ワレルノハ心ヨリウレシイデス」とコメントしている。マッドマックスは5月に開催される第68回カンヌ国際映画祭の特別招待作品に選ばれている。

 ◇「MAN WITH A MISSION(マン・ウィズ・ア・ミッション)」 頭は狼、体は人間という究極の生命体5匹組。2010年からインディーズで活動。11年6月にメジャーデビュー。14年3月にインディーズで米国進出を果たした。

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